新たなるエチュード(11/19/2023)

──────人を完全に理解することはできない。

 

 

昔、誰かに言われた言葉をふと思い出した。

 

 

その時の私は、その人を完全に理解できないことを知りながら、それでもあがいて知ろうとし続けた。

 

 

 

 

そしてその言葉から2年が経過した。

 

 

 

「誰もがそう、何かを抱えて生きている。」

 

 

私は、私の横で寝ている人をみてそう感じた。

 

 

そして同時に、その思い出した言葉の意味を理解した。

 

 

 

彼女の抱える苦しみに、私はどうやって応えるのだろうか。

 

 

その答えが得られたとき、私はどうなっているのだろうか。

 

 

さあ、寸劇とも長編劇とも分からない新しいステージが、幕を開けた──────

 

 

 

こんにちは。Keiです。

先週もお疲れ様でした。

 

 

さて、もう本格的に冬ですね。私も冬用のスーツを解禁しました。だって寒いんですもの。

職場は相変わらずですが、少しづつ年末に向けた仕事が増えてきました。もう気付けば年末か、としんみりしながら仕事をしています。

 

今週はプライベート面で色々ありましたね。後で書いていく話以外のものを書いていくと、丁度今日ランニング大会がありました。私は職場の方と5kmを走ることになり、何とか完走できました。

タイムはギリギリ24分を切るぐらいで、まあ以前よりもスタミナはついたかなと感じました。

高校では2年生の時に長距離走で校内最鈍足の称号を当時の部活の後輩と一緒にもらった私でしたが、その時よりかは確実に成長していると思います。

その当時の後輩をなんとなく懐かしく思いながら、走り切った余韻に浸っていました。

 

 

早速、本題に入っていこうと思います。

 

10月に、マッチングアプリを再開したと以前のブログで書かせてもらいましたが、金曜日に若干進展がありました。

というのも、無事1人の女性(以下、Aさん)とご飯に行くことができました。

Aさんとはちょいちょい電話をしていたのですが、都合が合って上野にご飯に行こうという流れになりました。

そして19時ぐらいに上野駅に待ち合わせて、アメ横商店街をのんびり突っ切りながら御徒町にあるワインのお店に入りました。

電話を前にしていたというのもあって、打ち解けるのにはそう時間はかかりませんでした。ワインとつまみを嗜みながらのんびりお話をして、大体21時半ぐらいにお店を後にしました。

その時のAさんはちょっと酔っているようで、私が少し体を支えながら駅まで歩きました。そう、支えながら。

 

後の展開は、ある程度予想できるのではないでしょうか。それは皆様の想像にお任せしようかなと思います。答え合わせは、またいずれ。知り合いの方は実際に会った時に言ってくれればお話しようかなと思います。

 

さて、Aさんとお話をしていて一番感じたのは「人間、何かしらを抱えて生きているんだな」ということです。

何を当然のことを、と思う読者の方もいると思います。ただ、それを実感する時ってそんなに多くないんじゃないかなと思います。

 

本人の承諾も得ていないので詳細は書かないですが、Aさんは過去に色々な経験をしていて、環境が原因でちょっと病気がちになったりしていたそうです。今はそれを完治させつつ、新しい試みを行っているそうです。私はそれを聞いて、Aさん自身は自分を変えようとして良い方だなと思いつつ、私がそれを支えられるのだろうかと思いました。

 

Aさんの話を聞いていて、私は自身の変化に気づきました。かつては、相手のためが第一で、よく言えばそれが行動のモチベーションにもなっていて、悪く言えば相手次第で自分の行動を変えてしまう弱い部分がありました。

それが、今は「相手は相手だな」と思うようになっていました。できることはしようと思いますが、それが自身にとってあまりにも心身を削る行為であるなら、やりたくはないと思いました。

私はわたし。AさんはAさん。それは別に捉えないとな、と思いました。

 

 

この出会いが恋愛へとつながっていくのか、それは正直分かりません。

ですが、今後のためにも逃げてはいけない出会いだなと思いました。

 

Aさんと出会ったことで、私はもっと成長してみせます。

関係性がどう続くのか、明日には終わっているかもしれませんし、数年続いているかもしれません。期間は置いといて、とりあえず向き合っていきます。乞うご期待、ということで。

 

 

 

最後に、今週の名言を1つ。

「性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。」

by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

 

 

 

それでは、よい1週間と試行錯誤を。