恋と苦悩と心労の果てに(02/19/2023)

理由なく始まりは訪れ、

 

終わりはいつだって理由を持つ──────。

 

(ℳ by 浜崎あゆみ

 

 

 

こんにちは。Keiです。

先週もお疲れ様でした。

 

早速ですが、先週というか昨日、彼女と別れました。

いきなりだな、と思う方も多いかと思います。

まあ、自分でもびっくりするほどではありますね。

 

前回のブログで、彼女とはたくさん話をした、色々と本気で考えられているのは今まででは彼女だけだって書いたと思います。その意見は今でも変わりません。ただ、彼女から送られてきたラインが、私に別れの決断をさせました。

その内容は、「色々考えたけど、Keiが私に向けている好意と同じ、もしくはそれ以上の好意を持ってないことに気づいた。Keiと一緒にいると落ち着くし、一緒にいることで幸せになれると思う。だけど、それは好きという感情とはまた別もの。私は追われる恋愛より追う恋愛の方が好きなの。それが今の私の気持ち」というものでした。そのラインは「別れよう」という内容ではなく、ただ今の彼女の思いが書かれたものでした。しかし、私はこのラインを見た時、「ああ、この人とはもう無理そうだな」と思いました。

 

正直、しんどい場面はいくつもありました。

まず1つ。あるメッセージを送れば、それが意図しない形、しかもネガティブな形に捉えられ、それをフォローするためにまたメッセージを送ったりラインをしたり。そしてその行き違いが解消されたかと思えば、また別のことで同じことが起こる。

それ自体はきつくはありましたが、かといって嫌かと言われれば、そうでもありませんでした。お互いの意思があって、それのすり合わせが出来ていると思っていたからです。

そして2つ。彼女とのスキンシップです。私的には、少しでも彼女が落ち着けるならと、肩を軽くポンポンしたり、しんどそうにしている時に少し頭をなでたりしていました。私は、親からそれをされることで多少なりとも落ち着いた経験があったから、彼女にもそうしていましたが、どうも逆効果だったみたいです。彼女の方が年齢が何個も上で、多少のプライドがあったのでしょう、あまり嬉しくないと言われました。ちょっとムカつくとも言われたような...。まあ、触られるのが嫌な人も一定数いるでしょう。それに関しては仕方がないなとは思いましたが、とはいっても結構凹みましたね。

彼女には「一緒にいてくれるだけで落ち着けるよ」と言われましたが、正直、私的にはそんなことないんじゃないかって薄々感じていました。彼女は「真如苑」なる仏教を熱く進行しているのですが、そこにいる方々とお話した後のほうが、私と話した後の数十倍スッキリしてそうでした。電話で話をしていた時、その仏教の方々と話をした後の彼女の声は凄く明るかったです。それは、私と話した後には無い明るさでした。自分と会う遥か前から信仰している以上、その真如苑が彼女にとって大きな存在であることは間違いないのですが、だったら、私の存在意義は何だろうかと思いました。

そう考えていた矢先に「落ち着くけど好きという感情とは別」というラインが送られてきて、だったら私が彼女のそばにいる理由はないだろうと思いました。落ち着きたいなら真如苑の人と話せばいいでしょう。好きという感情を向けられない私は、一体何なんだ、と思ってしまいました。

そして3つ。彼女の勘違いです。彼女は、私が彼女を追った恋愛をして、彼女自身は私に追われている恋愛をしている、と思っているようでしたが、それは全く違うことに気づきました。私は、好きという感情を向けられた分、彼女にその感情を返していただけでした。私は、恋愛経験も少なく、どうしても求められたらそれを受け入れてしまうのではないだろうかと思いました。しかし、その恋愛は、相手が私を好きでいてくれる限りしか続きません。逆に、相手が私を好きでいてくれる限りは続ける自身と覚悟はありますがね。

私が相手を好きになった恋愛であれば、相手が私に最初は好意を持ってくれてなくても、いつか振り向かせて見せると決めて頑張れるし、日常のモチベーションにもなるので、それは全然かまわないと思っています。

ただ、彼女との恋愛はそれとはちがう。私から凄く好きになったわけではなく、相手から求められたことへの対価としての恋愛でした。だからこそ、彼女からのラインが来た時、「私を好いてくれるわけでもない相手に、何故私が時間を割かなければならないのか。ただ落ち着くというだけ、好きという感情も私に抱いていない相手に何故私の頭と心を割かなければならないのか。いや、割く場所は一片もないだろう」と思いました。

 

そして私から、別れをラインで告げました。正直、誠意ある別れ方ではないです。ただ、話すことで、彼女にも負担がかかるし、私にも負担がかかる。そこは、私のエゴを優先させてもらいました。ただ、不思議だったのは、あれだけ愛そうと決めていた、気にかけていた彼女から離れたというのに、涙の一滴も流れませんでした。むしろ、心が少し楽になる気さえしてしまったのです。不誠実だなとつくづく感じました。

 

この恋愛自体は、職場の先輩と上司、後は大学時代の友人1人にだけ実際に話しました。ただ、その方々と話していて、私の口から出ていたのは彼女との関係への悩みとちょっとした愚痴ばっかりだったなと思います。以前彼女がいた時は、楽しい話ばかりしていたのに、その彼女との話をするときは、楽しい話をあまりしていなかったように思います。しかも、話をした方々の半分から「別れた方が良いんじゃないか」という意見ももらっていました。あとは、ちょうど1週間前、大学時代の友達に江の島で話を聞いてもらったのですが、別れた後その友達に電話したところ、「無理しているように見えた」とも意見をもらいました。私自身は、その苦しさは経験だと思って、ある種の修行に耐えるように受け入れていましたが、やはり周囲の方々にはしんどそうに見えたのでしょう。そしてそれは正しかったのでしょう。彼女に別れを告げた後の私の心境が証拠ですね。

 

ただ、彼女と出会って、付き合って、別れて、得られた経験というのはかなり大きいと思いました。彼女と出会わなければ、ここまで将来のことをを考えることはなかったでしょう。彼女と付き合わなければ、「付き合い方」について、どういった形のものがあって、自分にはどういった付き合い方が合っているのかを考えることはなかったでしょう。彼女と別れなければ、自分がどういった恋愛を好しとしているかを知ることはできなかったでしょう。そういった意味では、この恋愛はいいものだった。心からそう思えます。

 

 

自分の恋愛についての解答はまた1つ得られた。ここから、また自分の恋愛観を磨いていきます。ただ、毎回思うのは、「これを最後の恋愛にしたい」ですね。東京ラブストーリーじゃないですけど、本当につくづくそう思います。

 

そして今、また勝負に向かっています。お相手は、自分が別れた彼女と付き合う前に本命だった方です。ダメ元で連絡をしたところ、とりあえずお会いは出来るようになりました。

本当に不誠実ですが、前の彼女と付き合っていた時、しんどい時になぜかその方の顔が浮かんでいました。前の彼女と勢いで付き合うことがなければ、その方に告白しようと思っていましたから。だからこそ、このチャンスは無駄にはしたくないです。前の彼女と付き合って別れた経験があるからこそ、その方と付き合いたいという気持ちは今は以前よりも強いです。もう、本当に、逃したくはありません。その方がダメであれば、しばらくはマッチングアプリもせず、自己研鑽に取り組みたいと思うほど、その方への思いは強いです。とりあえず、自分を見失わず、頑張ります。

 

 

 

なんか、新年早々恋愛が尽きないなと思います。ただ、この1年は、1人のために尽くす恋愛をするための始まりの1年にしたいですね。

 

 

 

最後に、今週の名言を1つ。

「愛する勇気がある者には、かならず苦しむ勇気がある。」

by アントニー・トロロープ

 

 

それでは、よい一週間と別れを。