アンフェアなのは───(04/30/2022)

こんにちは。Keiです。
今週もお疲れ様です。
そして、4月お疲れ様でした。

今週の感想は「寝る時間が短くてちょっとしんどかった」です。今週の月曜日と木曜日はいつもの一日だったのですが、それ以外の日の夜は色々な人とご飯に行っていました。火曜日は職場の別地域の同僚との会食、水曜日は中学時代の友人と会食、金曜日は大学時代のゼミの仲間と会食でした。どれも楽しかったですね。久々に一緒にご飯を食べた人もいれば、初対面の方もいて、出会った人の幅が広かった一週間でした。

さて、今週のテーマは「自分の正義」です。
皆さんは、自身の正義って何ですかって聞かれたとき、何と答えるでしょうか。本当に多種多様な答えが返ってくると思います。自分の正義は「今ここで死んだときに、自分が選んできた道に満足ができる選択をする」ことです。

そしてもう1つ質問です。自身の正義と相反する正義がぶつけられたとき、あなたはどうするでしょうか。正直、この答えはすぐには出せないでしょう。この問自体が曖昧であるのは理解しています。相反したときの相手、状況などで答えが変わるでしょうから。しかし、ふと考えてみてほしいと思います。

自分が何故こんな問を突然したのかきっかけは、SNS等でのレスバトルです。ある事件などの記事が共有され、それに対してのコメントを誰かが書く。それに対して、共感の声をあげる者もいれば、反感を抱いて反論してくる者もいる。それを最近見ていて、コメントを書く人にはそれぞれの正義があり、それを基に意見を書いているのだろうなと思うようになりました。若干俯瞰的になった、というのが正しいかと思います。

自分の好きなドラマの1つに「アンフェア」という古いドラマがあります。もしかしたら名前は知ってるという方もいるかもしれません。映画化もされているので。
その中のセリフの1つに、「正義って往々にしてアンフェア」というものがあります。正義というのは、結局は「共通認識」ではなく、1人1人が個別に持っている「独立認識」である。そして、それはやはり自分の都合のいいものとなっていて、他人にとっては不公平、すなわち「アンフェア」であるのでしょう。上記のセリフは、こういう意味なのかなと勝手に認識しています。
そして、もう1つ印象的なフレーズがこのドラマにはあります。それは「アンフェアなのは誰か」というものです。これがキーワードとなって、物語が進んでいきます。色々と考えた上で、自分が思う「アンフェアなのは誰か」に対する答えは「他人全て」です。これは別に仲良くしてくれてる人とか家族とかの、他の人を拒絶するものではないです。ただ、正義が独立した認識である以上、必ず認識差が生じます。それが「アンフェア」な部分だと思うんです。なので、アンフェアなのは仕方がないことだと、自分の中では結論付けています。

この1週間、色々な話を聞いていて、皆にはそれぞれの「正義」があるのだなと改めて認識しました。後は、その正義が許容できるか。「アンフェア」を許容できるか。それが人間関係の構築の基準の1つなのかなと思う次第です。


最後に、今週の名言を1つ。
「正義の尺度は声の多数ではない。」
by フリードリヒ・フォン・シラー


それでは、よい週末とフェアを。