過去と、未来と(08/15/2022)

自分の行く道の出口は過去にはない。だが、かけがえのない過去と、そこから生まれたものは、必ず自分の道を照らしてくれる──────。

 

 

こんにちは。Keiです。

先週もお疲れさまでした。

昨日はブログを書く暇がなかったので、今日、まとめて書いていきます。結構長くなりそうです。

 

先週の水曜日、8/10まで、新型コロナウイルス感染症発症に伴う療養を自宅で行っていました。そして同日、療養が解除となりました。ようやく自分の夏休みが始まるって感じでしたね。なので、さっそく10日の夜から滋賀県に向けてマイカーで旅立ちました。そこからの記録を今回のブログでは書いていこうと思います。

 

8/10、水曜日。この日の夜10時に、友人や後輩、先輩がいる滋賀県に向かって出発した。今回の相棒はマイカーのヴィッツ。ETCの深夜割引を使うためにとりあえず深夜3時ぐらいまで下道で行こうと思い、ゆっくり走らせていた。そして途中地点の神奈川県で給油をしつつ休憩。そして2つ目の休憩地点を沼津IC付近のコンビニにして車を走らせた。休憩地点に到着後、エナジードリンクと烏龍茶を買って車でひと眠り。こうでもしないと体が持たなそうだった。そして時刻は深夜2時50分。沼津ICから高速に乗り、目的地の草津田上ICへ。途中、豊橋PAで休憩した。とにかく眠かった。そして目的のICに到着したのが朝の7時前。すぐさま南草津駅前の西友まで行き、車を停めて仮眠をとった。深夜の運転は、やはりきつかった。

 

8/11、木曜日。西友で仮眠をとった後、大学時代の友人を迎えに行った。大学時代からよく車で一緒に遊びに行っていた友人で、家の場所は相変わらず覚えていた。そして友人を拾った後、目的地を定めた。今回は、三重県の曾爾高原へ向かう道中にある「お亀の湯」と、国定公園全国一の風車数と規模を誇る「青山高原」に行くこととなった。道中、色々な話をした。その友人が垢抜けていたこと、恋愛は難しいということ、etc...。久々の友人は相変わらずではあったものの、自分磨きに奮闘しているようだった。自分も見習う点があって、改めてディープな話が出来て良かったなと思う。目的地は、どちらも凄く良かった。三重県の魅力を再発見できたなって感じだった。

そしてその日の夜、もう一人の友人と部活の後輩と4人でラーメンを食べに行った。友人の車で行った。初めて乗る友人の車はかなり新鮮だった。いつも自分の車に乗せていた友人が、自分を助手席に乗せて運転してくれているのも何か感慨深く感じた。ラーメン屋では油そばを頼んだが、美味しかった。こればっかりはやはり関東にない味。とにかく美味しかった。その後、後輩とは別れ、3人でロードサイドで話していた。月が綺麗な夜だった。卒業から今までの話、将来の話、恋愛の話。たくさんの話があって、時間を忘れて話していた。これもまた楽しかった。

この日を過ごして思ったのは、社会人になってディープな話がなかなかできていないなということだった。まあまだそこまでの仲の人が少ないというのはあるのだろう。自分も、同期と話すときですら腹を探っている節がある。恐らく腹を割って話をしたことがないからであろう。もちろん、そういう話ができる人もいるのだが、それも少数。なんというか、深い話ができる人との関係は大事にしないといけないなと、感じた一日だった。

 

8/12、金曜日。昨夜友人にホテル付近まで送ってもらった後、早々に寝てしまったので、改めてシャワーを浴びて朝の準備をする。この日は、部活の後輩と出かける予定が入っていた。待ち合わせ時間を決め、自分が迎えに行った。この日は、三重県和歌山県奈良県の県境付近にある「湯ノ口温泉」に行くこととなった。片道200kmのロングドライブ。途中休憩をはさんで、ドライバーを交代しながら目的地に向かった。道中は主に部活のことについて話していたと思う。自分は早々に運営から外れ、かつ社会人兼学生として1年を過ごしたので、正直引退後の部活のことはほとんど知らなかった。後輩から引退後の部活について色々聞いていた。大変ながらも考えて運営していて偉いなと感じていた。温泉は気持ちよかった。ちょっと熱かったが、泉質も良く、良いお湯だった。後はトロッコも面白かった。ちょっと子どもに戻った気分だった。

そして、夜ご飯は一乗寺へ。いつも停めている御用達の駐車場に車を停め、「重厚軍団」という混ぜそば屋へ。ここの混ぜそばはボリュームがあって、肉厚で美味しい。学生時代に何度もお世話になった。京都という場所である以上そう頻繁にはいけなかったが、一乗寺と言えばここかなって感じではあった。思い出の味の1つだ。その混ぜそばを堪能した後、帰路に着いた。この日も充実した一日だった。

 

8/13、土曜日。この日は、部活の後輩と先輩と3人でどこかに行く予定だったのだが、後輩がやむを得ない事情で行けなくなり、先輩と2人で出かけることとなった。今回の目的地は、琵琶湖大橋付近の道の駅と、京都だった。京都で久々に夜ご飯を食べたくなったのだ。なのでそこに目的地を合わせてもらった。その先輩と会うのは久しぶりで、話が弾んでいた。先輩は優秀で、よくモテるし、人望もある。こういっては何だが、先輩としての理想像の1つでもある。その先輩と話しながらどこかに出かけられるのは純粋に嬉しいし、話も楽しかった。内容は様々だったが、やはり恋愛のことが一番印象に残っている。多くは書かないが、とにかく話を聞いて、面白さと難しさがこみあげてきていた。道の駅で軽くお土産を買い、早々に宿にチェックイン。そして京都に午後4時過ぎぐらいに向かった。

道中、部活で一緒だった同級生が京都にいることが判明したため、急遽合流することにした。その同級生とはなかなか時間が合わず、一緒にご飯も行けていなかったので、一緒にご飯を食べられることとなって凄く嬉しかった。Twitterで元気にしているのは確認できたものの、やはり面と向かって話が出来ていなかったので、思ってもない機会が来て良かったと感じていた。なので、その日の夜は3人で夜ご飯に行くこととなった。京都駅で待ち合わせし、自分のリクエストで四条へ。京都の町並みを改めてみたいという要望を自分が出したため、それに付き合ってもらう形となった。やはり京都の町並みは良かった。離れてみて、その良さが際立って分かるようになったと思う。何よりいいのは、飲んだ後に、店から出た時に見える風景に風情があることだ。東京じゃそうはいかない。飲んだ後に外に出ても風情もない人混み。余韻に浸りにくいのが東京の難点だと思う。京都は風情があって、余韻に浸れるのが良いところだと思う。

行ったお店は、同級生セレクトの「とくら」、「京都酒蔵館」というお店と、〆には先輩セレクトの「マルシン飯店」というお店。最初にとくらに行った。そこは手づくりハンバーグのお店で、値段も安いしハンバーグも美味しかった。京都にこんな店があったのかと、改めて発掘になった。次に、京都酒蔵館に行った。そこは京都の日本酒を扱っているお店で、とにかく種類があって楽しかった。飲み比べをして、計32種もの日本酒を堪能できた。おつまみも美味しかった。その店では、結構話が弾んだ。久々の同級生というのもあり、仕事の話や、過去の笑い話、部活の新体制の話など、色々な話ができた。その同級生も以前と変わっていないようで、ちょっとホッとした。正直は話、人間がそうそう変わることはないとは思っているものの、如何せん久しぶりだったので、その辺りが気になっていたが、とにかくいい同級生のままで良かった。お酒も美味しい上に、酒のお供に面白い話とつまみ。とにかく良いものが揃った夜ご飯だった。そして最後にマルシン飯店へ。地下鉄で東山に移動して、目的地へ。そこは中華のお店で、夜10時過ぎにも関わらず、店前で待つ人がいる程繁盛していた。実際とても美味しかった。町中華という感じのお店だったが、紹興酒にザラメを入れるなど、中華に理解のあるお店だった点で、尚好感を持てた。天津飯と酢豚、エビチリと餃子とシュウマイを頼んだが、どれも美味しかった。〆に中華もありだなと、初めて感じた。マルシン飯店を後にして、帰路に着いた。この日も、かなり充実した一日だった。

 

8/14、日曜日。この日、関東の自宅に帰ることとなった。朝の10時過ぎに出発し、下道で自宅まで向かった。道中、愛知県蒲郡市静岡県沼津市で休憩をはさみ、どうにか夜の11時に家に着くことができた。4時間ぶっ続けで運転をするのも初めてな上に、休みを10分程度しかとらないというのも初めてだったので、正直最後の辺りはこめかみが痛くなるほどだった。意識はあったが運転が作業化していたため、記憶が薄い。とにかく無事に帰れてよかった。

 

 

この数日、凄く濃い時間を過ごさせてもらった。あと、ふと気づいたのが、各日で会った人に被りがないという点だ。本当に偶然だった。新型コロナウイルス感染症による行動制限がもっと減ったらいいなと思う次第だ。

 

過去にあった出会いが、こうして今も続いていることに、凄くありがたみを感じた。こうして会ってくれるのもありがたいし、話ができるのもありがたい。社会人になって、過去を振り返ることに多少のつらさを感じる場面があった。主に恋愛だが。そして、過去を振り返ったところで、先の道、人生の出口はないと感じるようになっていった。確かに、出口はない。だが、先の出口を探すための手掛かりはたくさんある。過去に出会った人や出来事。そして今でも関係を続けてくれる人。それらは自分の人生における理想の出口を導く道しるべになると改めて強く感じた。確かに過度に囚われるのは良くない。だが、過去と付き合っていくことの重要性を改めて感じた。久しぶりにあった友人、後輩、先輩から未来への足掛かりを多少なりとも教えてもらえた。そう思える日々だった。

この先、自分がどうなっていくのか、理想はあれども現実はきっと違うだろう。その時に、拠り所にさせてもらえそうな場所が1つでもあれば、きっと納得のいく道を選べると思う。自分も誰かにとっての拠り所になれればいいなと思いつつ、これからも生きていこうと思った。

 

 

最後に、今週の名言を1つ。

「相談するときには過去を、享受する時には現在を、何かするときには、それが何であれ未来を思え。」

by ジョセフ・ジュベール

 

 

それでは、よい一週間と関係を。